FLYING

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中学時代の社会科教師の持論を思い出す

「でもそんなの関係ねぇ!」が有り得ないくらいに流行っているのを生暖かい目で見守りつつも、気付いたらオレ自身も「でもそんなの関係ねぇ!」と口にしてしまっている恐怖感。そもそも、「でもそんなの関係ねぇ!」が流行っているのは日本が既に「でもそんなの関係ねぇ!」時期に突入してしまったからで、もはや年金が払われないとか、日本国憲法の改正があーだこーだとか、借金がものすごい勢いで膨れ上がってるとか、すべて無視してしまいたいという国民の総意でもある。

そういったマクロな視点から見た「でもそんなの関係ねぇ!」問題の他に、人々がそれぞれ固有に抱えているミクロな「でもそんなの関係ねぇ!」問題もある訳で、言ってみればトップダウンな方向とボトムアップな方向の両方から小島よしおへの期待感は高まっている。今、日本における小島よしおフィールドは史上類を見ないレベルに達した。

ならば、小島よしおはこのままその知名度を指数関数的に上昇させていくのだろうか? 答えはノーである。なぜならば、彼は正統な星の元に生まれた正統な一発屋だからである。だから、どんなに一時的に人気が上昇しようと、いずれは彼の支持率もゆるやかな下降線を描いていくのである。彼もまた、ときどき深夜番組で見かけるダンディ坂野のように、段々と出演する時間帯が微妙になっていく運命を背負っているのである。「ゲッツ・アンド・ターン」の「ターン」の部分である。

ゆえに、オレは夏休みの宿題(明日提出)を終了させるのは極めて困難であると関連付ける。でもそんなの関係ねぇ!