FLYING

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最強の在宅ワーク環境・その後 (Ver.2024)

2020年夏に 最強の在宅ワーク環境を作った - FLYING という記事を書いたのだが、それから3年半が経過し、色々とアップデートがあったので共有したい。

一言で言うなら、デカい机とデカい画面は正義

以前の構成振り返り

2020年当時は工具類を除くと上記のようなラインナップだった。

今となっては少ししょぼくも感じるが、当時住んでいた1K 8帖の部屋にはちょうどいいスケール感で、以前の記事タイトルの通り「最強」だと思っていたんだよなァ……

その後、 ありがとう池袋、こんにちは沼津 - FLYING に書いた通り沼津に引っ越すこととなり、部屋も1LDKにグレードアップ。ワークスペースもかなり広く取れる状況になったので、引っ越し以降少しずつ機材を刷新してきた。

最初に完成形をお見せするスタイル

その結果、2024年1月現在の時点でそれなりに見栄えのする環境になってきたので、改めて紹介しようというのがこの記事の趣旨である。

天板がデカくなった

KANADEMONO THE BOARD / パイン を導入した。

THE BOARD / パインkanademono.design

天板導入当時の状態。引っ越し直後でモノが少ない!

サイズやオプションなどを自由に指定してオーダーできるもので、自分の場合は幅140cm、奥行80cm、ケーブル孔加工のオプション込みで当時32,800円で注文した。当時でも結構奮発したつもりだったが、今はオプションなしの本体代だけでも44,000円ほどになっているようだ。物価高すなァ。

既存のFlexiSpot E1と組み合わせて電動昇降デスクとして使っている。140cm✕80cmの天板はE1の許容最大値に近く、若干体重をかけたりすると心もとない感じもあり、より上位の昇降脚に買い替える説もあるが、今のところ十分使えているのでそのままにしている。

パイン材は比較的お安めの素材でキズに弱いが、アナログの書きものなどをするわけでもないので現状でもあまり困ってはいない。手触りが大変によく、長く使えてもいるので良い買い物だった。

モニターがデカくなった

ウルトラワイドモニターHP M34dがセールで安くなっているときに購入し、以前のフルHDモニタP2419HCを置き換えた。当時、価格com経由の割引価格で49,500円だったが、2024年1月現在は 価格com経由のリンク で57,000円となっている。今となっては新モデルも相当数あるはずなので、同等スペックのコスパの良いモデルを探すのが良さそうだ。

jp.ext.hp.com

モニター導入当時。アクスタやCDが増えているのがリアル

スペック的にはUSB-CのDisplayPort Alt Modeに対応していることと、USB PDの65Wでの給電に対応していることが重要で、MacBook Airからの映像出力と充電をUSB-Cケーブル1本で賄うことができる。これは本当に便利で、今後買い替える場合もUSB-Cからの映像入力とPD給電はMUSTの要件と言えそうだ。

4K解像度のモニターを買うことも考えたが、4Kを活かせる31インチ程度のモニターにすると縦の視線移動が多くなり疲れそうなのと、UWQHD(3440x1440)解像度で100%表示なら4Kでスケーリング表示したときとほぼ同等の作業面積を稼げるのでウルトラワイドを選択した。単に湾曲でワイドなモニターの見た目に憧れただけという説もある。

本当に湾曲している必要があったのかと言われると微妙なところだが、作業領域的にはかなり広く、また横に広い画面はウィンドウを2つ並べるのに都合もよく満足している。唯一欠点があるとすれば、MacBook Airの画面に比べて色の再現性が高くないことだが、写真のRAW現像時に気になるくらいで、普段気になるほどのデメリットではない。

なお、同等スペックの製品から今選ぶならということで簡単に調べてみたが、PHILIPS 346B1C/11 (アフィリンク; 2024年1月現在49,800円)DELL S3423DWC (2024年1月現在最安49,801円) がスペック十分ながらお買い得に見える。

hb.afl.rakuten.co.jp

www.dell.com

モニターアームでモニターの可動域が広くなった

直近でモニターアームを導入し、モニターのセッティングをかなり自由にできるようになった。今まではモニター付属のスタンドで利用していたので机の面積の一部をスタンドで占有されていたほか、設置位置を動かすことなどもできなかったが、記事冒頭の写真のように斜めに配置してデスクを広く使うことなども簡単にできるようになった。

導入したのは サンワサプライの100-LA018 (アフィリンク) 。耐荷重が10kg・対応モニターが34インチまでとM34d(約7.8kg)にも対応しており、他の有名製品と比べて割安であること、クランプが下に飛び出さずコンパクトに設置できる等のメリットがあり購入した。

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モニターアーム。これに関しては導入直後なので、これから真価を見極めていく

エルゴトロン等の有名製品を使ったことがなく比較はできないのだが、機能的には問題なく使用できている。ただ、若干モニターの重さに対して心もとない感じがあり、普段はアームを伸ばしすぎず、重心的に無理のない状態で使っていこうと思っている。

天板下部にケーブルトレーを設置した

テーブルを昇降させると何本ものケーブルが自由に動いて邪魔なので、まとめるためのケーブルトレEEX-CBH02 (90cm) を天板下部に設置した。同じモデルは既に終売となっているようだが、 幅120cmのEEX-CBH03 (アフィリンク) はまだ売られているようだったので紹介しておく。

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天板側にタッピングビスを固定するための加工が必要なのが面倒だが、一度設置してしまえば90cmも幅があるので長さが足りないということはなく、ケーブル類の整理に一役買っている。

椅子に後付けのランバーサポートを追加した

以前から使っているセイルチェアも一応背骨のカーブに沿った形をしているのだが、オプションのランバーサポートを付けていなかったので腰が徐々に辛くなり、もう少し腰回りをサポートしてあげないと厳しい感じになってきた。

そこで、後付けで設置できる サンワサプライのランバーサポート (アフィリンク) を導入した。

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ランバーサポート。地味に最重要パーツ説がある

多少座面の奥行が犠牲になるが、座面調整機能で座面を前に動かせば十分対応できる範囲であり、設置後はかなり腰が楽になった。椅子を選ばずに設置できるので、腰痛対策をしたいが、高いワークチェアに買い替えるのはちょっと……という向きにはお薦めできる。

床面に敷いていたダンボールをチェアマットにした

以前は椅子のキャスターから床を保護するためにダンボールを敷いていたが、さすがに見栄えが悪いのと、虫が湧く要因にもなりそうなので 130cm✕160cmのチェアマット (アフィリンク) を導入した。

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これに関しては適当に欲しいサイズ・色のものを注文すればいいと思われる。ただ、なんでもない透明シートの割には結構値が張るんだなァという感想を持った。

まとめ

現状の構成は以下の通り。参考用に2024年1月現在の価格も付記している。

合計 255,040円

一度に買ったわけではないとはいえ、前回の構成と比べてかなりお高くなった!

でもデスク周りって"自分の城"感があるから満足度って大事だし、毎日使うものだから5年分くらいの日割にすればきっと缶コーヒー位の値段になるはず。*1 そう言い聞かせて2024年もやっていきましょう。

*1:255,040/(365*5)=約140円