FLYING

/* TODO: 気の利いた説明を書く */

SuperCon2008

東京工業大学主催のスーパーコンピュータを用いたプログラミングコンテスト,SuperCon2008にfungaaというチーム名で参加してきた。本選の問題と最終トライアルの結果については,次のページで詳しく紹介されている。

最終的にできあがったプログラムは単なるランダム多角形生成器だったが,チュータさんや問題セットや運に助けられた結果,なんとか準優勝という成績を持ち帰ることができた。嬉しいといえば嬉しいけど,やっぱり悔しい気持ちの方が大きいかな。

日程とか

7月28日
本選課題説明: 基本的解法の紹介とMPIの使い方
7月28日夕方〜7月31日午前
プログラム作成: 外出自由だけどほとんど缶詰
7月31日午後
最終トライアル: 72コア×1時間+人力で問題を解く
8月1日
結果発表会: チームごとに感想訊かれてキョドる

写真とか

SuperCon2008 東京会場風景の写真を見た方が雰囲気は伝わると思われ。

部屋中を配線がのたくっている。

Sun製のサーバがたくさん。

総物理容量はペタバイト単位。

最終トライアルの待ち時間はやることがなかった。

SuperConでもらったもの一覧。右からSunのロゴ入りマウス,AMDのデュアルダイ入りストラップ,Intelのロゴ入りタンブラー。下敷きになっているSunのロゴ入り鞄はじゃんけん大会で奪取したもの。他にもパンフやらSuperConの本やら色々もらった。

感想とか

準優勝っていうと凄そうに聴こえるけれど,potassioとチューターさんたちのレベルが高すぎて,4日間ではそこまで追いつくことができなかったというのが本音。スコア差4.0と言うとわずかな違いに聞こえるけれども,最適解である34.5に対する割合で考えると,およそ10%以上の開きがあったということでもある。

ひとつ考えたことがある。今回のSuperConの参加者は大まかに言って2つのグループに分かれていたと思う。ひとつは,最適解に近いスコアを出すpotassioとチューターさんたち。もうひとつは,うちのチームを筆頭とするpotassioたちを追いかけるグループ。この2つのグループの間にある壁こそが,いわゆる才能の違いなんじゃないかな,なんてことを。

自分がダメであることを正当化するための詭弁なのかもしれないけれど,こういう大会に出るたびに,変態的な能力を持っている人間に出会うのもまた事実だったりする。まあ,そんなこととは関係なく,自分が好きならプログラミングでもなんでもやればいいだけなんだけども。