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ぬこみみ×ガジェット擬人化=?


うぃるこめ!」:「こはるびより」でアニメ化が決定し、今ノってるっぽいみづきたけひとさんによるウィルコムW-ZERO3を擬人化した同人誌。実はC72に行く切っ掛けにもなった本なのだが、会場に乗り込んだのが遅かったせいで買えず、ずっと悶々と待望していたあの本である。作者さんのサイトで委託開始のアナウンスがあったから、早速、学校帰りに秋葉原で途中下車して買ってきた。

オレはもう「ぬこみみ」×「ガジェット擬人化」っていう時点で限界だと思った。ターゲット層どんだけ狭いのよ。いや多分作者の方の趣味だと思うんだけど、こんなにも自分の属性にフィットした同人誌がこの世に存在するって事実が信じられない。それでいてコミケでは昼過ぎにはきっちり売り切れてたりするんだよね。買った人間に問いたい。おまえら一体どんな趣味しとんのかと。果たして絵が好きだから買ったのか、それともオレのように属性に惹かれて買ったのか。本を手に入れた今となってはもはやどうでもいいことだが。

漫画を読んだ感想は、とにかく黒ぬこみみスタイルの[es]が可愛いってことに尽きる。キーボードをスライドさせたがらないところとか、W-ZERO3の姉さんたちにリセットボタンを押されてしまうところとか、ギャグに律儀に突っ込んでくれるところとか。特に、リセットボタンを押されてしまうところの描写は、メカ少女的なものが好きな人にとっては堪えられないものがある。Advanced [es]の新機能「Xcrawl」(エクスクロール)を必殺技チックに紹介する勢いも素敵。

みづきたけひとさんの絵柄は一見シンプルなんだけど、よく見ると足のラインに対するこだわりが凄い。特に、正座みたいにひざを曲げたときのふともものふくらみ具合が絶妙*1。このもちもち感はもっと評価されるべき。「こはるびより」を立ち読みしたときにはこのポイントに気付かなかったなあ。不覚。

周辺のW-ZERO3率が無駄に高いことや、秒速5センチメートルに出てきた機種が素敵だったこともあって、前からウィルコムは気になっていた。もし今よりも料金が安くなるのなら、MNPを利用して乗換えも検討しようかしら。とりあえず量販店でパンフレットをもらってきた(上の写真)。オレも人前で[es]のキーボードをスライドさせちゃったりしたいー!

*1:どんどん表現が変態化しているが気にしてはいけない