「宙のまにまに 2」
- 作者: 柏原麻実
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/12/22
- メディア: コミック
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そのあと ぼくたちは夜が明けるまで外にいた
宙の深さに怖くなると時々声をあげて
多分…この先夜明けという言葉を聞いたら……
この日の朝を思い出すんだろうな なんて思いながら……
物語の時間軸は夏に突入。天文部といったら夏!ということで、夏休み中の素敵なイベントがあれこれ収められた第2巻。主人公が生徒会の琴塚会長と接近し、天文部と文芸部の合同天体観測に突入したり、他にも、学園漫画の定番ともいえる新教師の登場で、揺らぎ始める美星と朔の関係などなど、夏の淡いイベントがここぞとばかりに詰まった1冊でした。
紙面登場率で言えば断然美星が目立っているような気もするけれど、やはりこの漫画で一番輝いている & 可愛いのは姫だという結論は2巻でも揺らがない。今回も非常に頑張ってるのに、その努力が全く報われない姫のひた向きさと言ったらもう、言葉では表せないいじらしさがある。夏休みと天文部というとても素敵な組み合わせを、空気感たっぷりに描いた作者の力量には素直に感嘆するけれど、何よりもやっぱり姫が可愛すぎるんだな。
とっても続きが気になるところで終わるので、3巻の発売を首を長くして待つよ!(過去の発売時期から推定すると、3巻の発売は今年の6月ごろ。先は長いなー)