作品っていうのは、世界中に散らばった宝石みたいなもので、世界っていうのは、そういう作品が積み重なった宝島なのかもしれない。狭い行動範囲の中に留まっているだけでは、見つけることの出来る綺麗なものの数にも限界がある。「今よりもっと」を目指すな…

オレってウェーブ髪が好きなのかもしれない。ウェーブ髪はひとつの小宇宙を形成する。その曲線はまるで揺れ動く感情の比喩のようにも思われるし、一筋縄ではいかない性格の反映であるようにも思える。ストレートが北海道の長く伸びる直線道路なら、ウェーブ…

多倍長整数というものに触れることは、無限を感じるひとつの方法だと思った。もちろん、実際にはメモリとか計算時間とかの問題で、現実的な限界はある。それでも、理論的には無限を表せる──たとえ理論という建前の上であっても、無限の可能性は間違いなくそ…

とかく子供である僕らは、見聞きした作品に影響されやすい。ある本を読んだ翌日にはその本の登場人物の口調を真似し、ある映画を見た翌日には映画のサウンドトラックをハミングする。言い方を変えれば、世界と自分の境界が曖昧なのだ。外側の情報は僕らを強…

中二病やらなにやら、忌むべき行為として定式化されたものはたくさんあるけれども、そういった行為一つ一つを気にして生きていたらそれこそキリがない訳で、だったら多少は気を楽にして行動してもいいんじゃないかとも思う。ただ、そうやって気を抜いている…

ここから見ると向こう側はものすごく遠くに見えるけれど、もしかしたら案外近い場所にあるのかもしれないよ。踏み出す最初の一歩が一番難しいのは変わらないけどね。大丈夫、今は2時間前よりだいぶ体が軽くなった気がするよ。明日はいよいよ秒速5センチメー…

もっともっともっと、今より良くしたいと言う理想は誰にだってあるだろうけど、そこから本当に理想に向かって進んでいくにはどうしたらいいの？目標を設定して、具体的な方法を考えて、時間を作って実行する。ただ言葉で書くだけだったらこんなにも簡単なの…