おサイフケータイが便利
SO-04E feat. Hatsune Miku*1を今メイン端末として使用中なのだけど、せっかくAndroidなんだしガラパゴス端末なんだしってことでおサイフケータイを使ってみることにした。結論から言うと、便利。難点がないわけではないが、改札やコンビニの支払いなどで財布からSuicaを出したり小銭を出したりしなくていいのは、私のようなコミュ障にとって快適。
グローバル端末が持て囃されていたころにはガラパゴス端末は無駄に機能が多くて不安定だし……と敬遠していたが、現行のXperiaについてはそれほどストレスなく使えると思う。ガラパゴスな環境に住んでいる以上、ガラパゴスな端末が使いやすいのは自明の理。ただし、ドコモ端末にプリインストールされているアプリはPalette UIを含めておおよそ害悪でしかないので、早急に撤廃するか初期設定でユーザーにインストールの有無を選ばせるなりさせてほしい。
(唐突に話を戻す)公共交通系で使えることと、使用範囲が広いことを理由に今はEdyとモバイルSuicaをおさいふケータイとして運用している。
メリット
Edyの導入
「おさいふケータイ」のアプリからEdyを選ぶと、楽天のサイトに飛ばされるので、そこでサービス登録を行う。登録が完了したら、Edyアプリをダウンロードすればチャージなどもそこからできる。楽天IDに紐付いている楽天カードがあったので、このあたりの入力は比較的楽にできた。
モバイルSuicaの導入
VIEW系のクレジットカード以外で登録すると年会費1000円が掛かってしまうので、ビックカメラSuicaカードを新しく取得した。このカードの場合、カード自体の年会費は、1度でもクレジットカード決済をすれば免除されるので、ほぼ年会費なしと言って差し支えない。
カード取得のため、まずはオンラインでカード申し込みをして、引き落とし口座などの情報を所定の用紙(PDFがダウンロードできるので、自宅やコンビニのプリンタで印刷する)に記入して郵送する。これが10月4日頃。12日頃に1度本人確認の電話が来て(何を答えたのかは忘れたが、大した内容ではなかったと思う)、18日頃にカードが到着した。申し込みからおおよそ2週間程度、と考えておけば間違いないと思われる。
「おサイフケータイ」のアプリからモバイルSuicaを選ぶと、Suicaのサイトに飛ばされてモバイルSuicaアプリのインストールを求められるので、指示に従いインストール。インストール後、アプリを起動するとモバイルSuicaのサービス登録が始まる。ここで取得したVIEWカードのクレジットカードを入力する。サービス登録の段階で1度だけ、既存のSuicaカード定期券をモバイルSuicaに移行できるチャンスが与えられるので、移行したい場合は忘れずに手続きを済ませる。
注意点としては、モバイルSuicaの利用(定期圏内での定期利用を除く)は、サービス登録の翌日午前5時以降に、モバイルSuicaアプリを1回起動した後でないとできないこと。また、アカウントのパスワードを忘れて再発行をする場合は、メールに記載されているリンクからモバイルSuicaアプリを起動することになるが、このときモバイルSuicaアプリを事前に完全終了させておかないと再発行ができない。
使い勝手
EdyにせよモバイルSuicaにせよ、基本的な機能は抑えられているので利用に支障はない。支障はないが、モバイルSuicaアプリのUIはひどい。学割定期券の購入時に「証明書のコピーを郵送しろ」と言い放つ姿勢もどうかと思う(みどりの窓口などでできるようにしてほしい)。今どき、アカウントのパスワードが8文字以下なのもいかにも、という感じがする。
上記がモバイルSuicaアプリのUIなのだけど、見ての通り、明らかにガラケー自体のウェブインターフェイスをそのまま使用している。操作をする度にプログレスダイアログが何度も画面上で点滅するので、挙動不審に見えるのもよくない。お金を扱うアプリなので、正常動作しているのか不安になる。
オートチャージのタイミングについては、Edyの場合はアプリが1時間に1度残高をチェックしてチャージ処理を行うようだ。モバイルSuicaの場合、改札の入場時にオートチャージが行われるらしい。公共交通を使わない日はオートチャージされない、と考えると微妙。