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年末になるとはてブランキング記事の影響で1月くらいの記事が再浮上したりしますね

僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかった - しのごの録

何かができるという状態に到達するにはどうしたらいいのか?というごく一般的な質問がある。
この質問に対する答えは「できるようになるまでできる未満のことを積み重ねる」以外にはおそらく存在しない。
個人個人の才能(センス)の有無は上達曲線の微分係数を決める程度のものでしかなくて,要するに「掛けた時間に比例して上達する」という言葉は真理なのだと思う。

勉強であったり,プログラミングであったり……何をするにしても,ぼくらができる未満のことに時間を費やすことに飽きてしまったとき,才能という言葉は便利に使われてしまう。
本当に必要なものが時間であることを頭では理解していたとしても,無意識のうちに別の要素にできない原因を求めてしまう。

ところで,時間を費やすことに飽きてしまわないことを才能と表現するひともいる。
「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったものだし,好きがないからこそ何者にもなれないってことなのかもしれないね。
真剣に習得を求める人にとってはこれ以上ない救いの言葉であると同時に,そうでない人にとっては挫折を引き起こすのに充分すぎる言葉なんじゃないかなあと思った次第。