FLYING

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Perfumeによるライブ・イベントのダイジェスト映像が凄かった,あるいは氷結のステマ

現実が未来に追い付いてきた感がある。


あんまりこういうのに興味が無いという人も,ダイジェスト映像の最初の5分ほどを是非見てみるべきだと思う。透過スクリーン式でもなさそうだし,一体どうやってるんだろう……? ダイジェスト映像を見終わってすぐ,個人的に想起されたのは「ミクの日感謝祭」のこの映像。

投影対象が実写かどうか,カメラのアングルがどうかという違いはあるにせよ,初音ミクのそれに比べて,Perfumeの投影映像は実にリアルで驚いてしまう。YouTubeの映像を見る限りでは,しばらくじっくり見ないと本物ではないと気付けないほどに現実に漸近している。後半,手の動きに映像が追従する演出があるけれど,どうやら予め制作した映像に合わせて手を動かしているだけではなく,一部,リアルタイムで手の動きを検出して映像を生成している部分があるそうな。

透過スクリーンであったり,立体ディスプレイであったり,あるいはその両方の性質を併せ持ったディスプレイを個人・サークルレベルで制作しようとする例はたくさんあるけれど,機材と人が揃えば今でもここまでのことができるんだなあと感心した次第。

そういうわけでSEGAさんにも超頑張って欲しいと思いました。

これは関係ない話

人間の歌声を目指して進化を続けるVOCALOIDと,Auto-Tune化された歌声によってエレクトロワールドを体現しようとするPerfume,その両者が目指す領域はクロスオーバーするのではないか云々,みたいなことを2年前くらいに考えました。