FLYING

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せんころーる

センコかわいいよセンコ。

というわけで,女子高生のふわふわ感というか制服の瑞々しさというかほのかな百合感というか,とにかくそういうものが大量に含まれているアヌメだと思った。さりげなくアホ毛属性もカバーしているあたりが抜け目ない。あと個人的には,東京のどこかにありそうなあの作中世界の雰囲気がどうしようもなく好きだった。

基本的には白くてキモくてかわいい変身したりテレポーテーションしたりする怪獣を愛でつつ,高校生であるところの主人公たちが繰り広げるきゃっきゃうふふを楽しむ映画だと思うので,そういう意味では満足できたように感じる。ただ,30分という上映時間はやっぱり短すぎた。サマーウォーズやヱヴァ破と比べると(比べるまでもなく)インディーズ寄りのアニメ映画だからしょうがないところではあるんだけど,せめてもうちょっとバトルシーンを……と思わずにはいられなかった。

っていうか,オレがセンコロールという映画に望んでいたものは,映画が公開されるだいぶ前にYoutubeにアップされていたコンセプトムービーそのものだったと思うのですヨ。

テクノミュージックをバックに,生々しすぎる白い怪獣が都会を縦横無尽に駆け巡る疾走感。男子高生と女子高生。破壊と音同期。あまりにもオトコノコ向けに最適化されたこの映像の続きを劇場でも見られると思っていたからこそ,上映が終わった後に拍子抜けしてしまったのかもしれない。

この手の映画ではよくあることだけど,予告編と本編のギャップが大きいのが問題だと思った。実際の映画ではバトルシーンなんてほんのちょっとしか無いし。とはいっても,30分の本編を見てwktkしてしまったことは抗いようの無い事実なので,続編があるならばトレイラーみたいなバトルシーンをぜひふんだんに盛り込んで欲しいなあと考えた次第。

ところで,劇場にあったセンコのぬいぐるみは商品化しないのカナー?