FLYING

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一方そのころ関西では

16日から18日にかけての空白の3日間、オレは高校の修学旅行で京都・大阪に居たのだった。天に召されたN902iに代わって新しく導入したAdvanced/W-ZERO3[es]で撮った画像を中心に、適当な旅行レポを書いてみよう。レポ全体で40枚近い画像があるので、エントリを閲覧する際にはあの忌まわしい「続きを読む」をクリックしていただきたい。

DAY1@20080116

1日目は8時半に東京駅の団体待ち合わせスペースに集合し、新幹線で京都に向かう。それから夕方まで京セラの本社を見学し、夕方にはホテルにチェックインするというスケジュール。

東京から「ひかり」で3時間弱、正午過ぎにはちょろーんと京都に到着。去年の11月に愛媛へ行ったばっかりだし、そろそろ新幹線が珍しくもなくなってきた。

期待していたホテルからの眺めは……どうみても工業地帯です。本当にありがとうございました。せめてもうちょっと背の高い工場やタンクがあれば、夜景が楽しめて嬉しかったんだけど。

さっそく部屋の中にノートパソコンを広げ、備え付けのテレビで某スマブラなどを遊んでいる様子。中にはXBOX-360や格闘ゲーム用コントローラ、MacBookなどを展開して要塞と化している部屋もあった。まさにこの学校の校風を象徴した光景である。

DAY2@20080117

2日目は昼過ぎまで大阪市街を観光し、それから閉園時間までユニバーサル・スタジオ・ジャパンに軟禁されるというスケジュール。移動した順番は日本橋通天閣日本橋オタロードUSJ

最寄りのJR桜島線を走る電車はだいたいが103系。カラーリングはオレンジ一色のものと、ユニバーサルスタジオ風にラッピングされたものの2つがあった。写真はホテル近くのユニバーサルシティ駅のプラットホーム。ここからJRと地下鉄を乗り継いで日本橋へ向かう。

日本橋から通天閣へ向かう道。大阪を代表するシンボルとはいえ、平日の朝となれば付近の人通りは少ない。高さの面では他のタワーには適わないものの、観光するならこういう地元の生活に密着した場所の方が楽しいだろう。ちなみに、最初に通天閣へ行ったのは、時間が早すぎて日本橋の店がどこも開いていなかったから。

みっくちゅじゅーちゅ。イチゴ味のみっくちゅじゅーちゅは濃いイチゴミルク(イチゴ寄り)といった感じで、果肉の触感も含めてなかなかおいしかった。なんだかときどき思い出したように飲みたくなりそうな味である。いくつかお土産として買っておいても良かったかもしれない。

大阪ではかなり有名らしいビリケン様(スペルはBILLIKEN)。数十年前にアメリカのとある超能力者が夢に見たという胡散臭い伝説を持ち、通天閣5階のベストポジションに収まっている。実質これがオレの初詣だったんだけど、果たしてこんなんでよかったのか。

日本橋でんでんタウンの裏通りにある、イオシスなんば店の店頭POP。500キロ離れた大阪に来てまで、こんなものばかり撮っているんだから救われない。

メロンブックスがなんかデカい。

やってることはアキバも日本橋もそんなに変わらない。

下にはゲーマーズ、上にはとらのあな。これだけ店が揃っていれば、大阪に住んでも満足に生きていけそうだ。

オタク街名物、巨大アレゲ看板。

こ、ここが噂に聞くオタロードだったのか!

今日も元気にETS(ビィクトリ〜)。

後述のフィギュアを購入したお店。

看板の目立ちっぷりが異常。

かつての面影を残す電気街の一角。

「立入禁止」の看板がどこか物悲しい。

デロリアンと仲良く記念写真。写真左がオレで、右はid:feil、カメラを持っていたのがid:teturouet。今気付いたけど、この班のメンバーは全員はてなーだった。まさに類友。USJにはあちこちにバレンタインデーを意識した「カップルホイホイ」があり、男3人で行動するオレらには色々と突き刺さるものがあった。

クラスの奴が持っていたラジコン痛車と、巨大な回転するUNIVERSALロゴ。ボンネットに貼られているシャナのステッカーに気付いてもらえるだろうか。

その夜、部屋には日本橋で購入したイギリスさんのフィギュアが飾られた。この写真のどこが修学旅行なのかと小一時間問い詰めたい

なんかアングルがアレだけど、撮ったのはオレではないから誤解しないように(責任転嫁)。

DAY3@20080118

3日目は14時頃まで京都市街を観光し、それから新幹線で日常に帰還するというスケジュール。ほとんど行く場所が決まっていなかったので、2日目以上にぐだぐだな観光になってしまった。移動した順番は伏見稲荷大社京都アニメーション→京都駅→清水寺

稲荷大社京アニに移動するのに利用した奈良線103系。同路線には221系の快速電車も走っているものの、そのほとんどが単線というローカル路線である。

稲荷駅の駅舎。ホームにも鳥居があって驚いた。

正月には何百万人もの参拝客が来るらしい本殿。初詣はビリケン様になってしまったけど、稲荷大社で引いた御神籤は大吉だったから、今年はきっと安泰に違いない!

目的の千本鳥居に辿り着いたと思ったんだけど……

本当に「千本鳥居」と呼ぶのはこの小さい方の鳥居の並びらしい。行きと帰りで2つの通路がある。

なんだか別の世界に吸い込まれてしまいそう。

本当の「千本鳥居」があるのは稲荷山のほんの一角だが、鳥居の並びは山全体を取り囲むようにしてずっと続いていく。お山全体を巡るのに掛かる時間はざっと2時間ぐらい。

鳥居を後ろから見ると、そのひとつひとつに建てた人の名前が刻まれていることが分かる。

本殿から30分くらい掛けて辿り着いた甘味やさん。こんなにも京都っぽいお店があんな微妙な場所にあるとは思わなかった。店の縁側に座り、わらび餅(450円)を美味しくいただく。

場所は大社マップでいう三ツ辻のあたりだろうか。ここまで登るだけでもだいぶ疲れてしまったので、山全体を巡るのは諦めて、別の道から帰ることにした。

なんか妙な宗教の旗があった。稲荷大社とは何か関係があるんだろうか。

あ、ありのまま今起こった事を話すぜ! 『おれは稲荷大社の参道を戻っていたと思ったらいつのまにか住宅街だった』 な、何を言っているかわからねーと思うが(ry

奈良線に乗って、JR木幡駅から徒歩30秒の京都アニメーション本社へ。付近には本当に何もなく、コンビ二すら発見することができなかった。『らき☆すた』の中で聖地巡礼していた場所を聖地巡礼するというメタ的構造が新しい。

余った時間で急いで観光した清水寺。舞台に上がる時間すらなかったっていうのはどうなのよ。でも、一応中学の修学旅行でも行った場所だし、抹茶アイスと生八つ橋は買えたからいいか。

雑感

自由行動の時間が多かったので、全体的に修学旅行とは思えない内容になった。一体オレはこの旅行で何を修めたというのだろう。ただ、楽しかったのは確かで、たまにはリアルでこういう経験をするのもいいものだと思った。個人的には、id:teturouetがめちゃくちゃ喜んでくれたっぽいのが嬉しい。あとは、ホテルでネット環境が使えれば文句はなかったかな。

一緒に行動したid:feilid:teturouetはとってもお疲れ様でした。id:feilはレポのハードルを上げてくれて、id:teturouetは高解像度の写真を提供してくれてありがとう。このお礼はいつか返すぜ、色々な意味で。それじゃ、修学旅行先で少しだけプレイした『うみねこ』をコンプリートしてくる。