FLYING

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2日遅れの初夢

誰もいない放課後の教室で、見知らぬ女子と2人きり。そんな夢を見てしまった。中二病の末期症状ではあるまいか。

今では女子の表情も発した言葉もまったく思い出せないけれど、夢を見ている間だけ感じていたどうしようもない幸福感だけは微かに思い出せる。朝目覚めたときに暖かい日差しの中で感じたあの喪失感を、いったいどう表現したらいいだろう。幸い、夢に登場した女子の頭にネコミミが付いているようなことはなかったし、服装もメイド服などではないごくごく普通の制服だった。そういう意味ではオレはまだまだ正常だと言える。しかし、こんな妄想が夢に出てくる時点で、人間として大切な何かがダメになりつつあるのかもしれない。

”傍らにあった熱々のラーメンを見知らぬ女子の頭頂部に叩きつける”などといった行動を夢の中で起こしていればまだネタにもなったが、困ったことに夢の内容はまさに「それなんてエロゲ?」的な展開だったので、ここにその詳細を記すことは非常に躊躇われる。というか、こういう夢を見たという事実を書いている時点で、既にオレは人間としての尊厳を失っているように思える。