FLYING

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微分積分ヤバイ

単純に、微分を「次元を1つ減らす演算」、積分を「次元を1つ増やす演算」として考えたなら*1、オレらがモニタの向こう(3次元→2次元)へ行くためにはオレらが微分されることができればいいのだし、また逆に、モニタの中にいる彼女らをこちら(3次元→2次元)に引っ張り出すためには、彼女らを積分することができればいい。

しかし、3次元と2次元を自由に行き来するにはまだ問題がある。ひとつは、2次元のキャラクターを積分できたとしても、その存在を一意に定められないこと。もうひとつは、オレらが微分されることができたとしても、もう一度積分するとその存在を一意に定められないこと。つまり、3次元から2次元に逝くことはできるかもしれないが、2次元から3次元に来ることはできないのである。

ここから導かれる結論とは:

  1. 2次元上の存在を3次元に召還することはできない。よって等身大フィギュア不気味の谷に突入する。
  2. 一旦2次元に傾倒したオタは3次元空間に戻ってくることができない。

*1:オレは線から面積、面積から体積を計算する積分と、その逆の演算をする微分の関係から「これって次元が変わってるんじゃね」とか安易に思ったんだけども、微分積分=次元をどうこうする演算ってのは微妙に違うらしい。