FLYING

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必要なときに出てこない言葉に、ずっともどかしさを感じていた

漫画の感想を書こうと思ったときも。感情を言葉という形に吐き出したいときであっても。電車の中であまり話したことのないクラスのヤツと一緒になったときも。突然再会したかつての同級生に対しても。オレは気の利いた言葉を紡ぐことができなかった。そして今も、そのもどかしさを抱えたままでいる。その沈黙を乗り越えるぐらいの安心感を、無意識のうちに求めている。