FLYING

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whatever pain may come

本当にそれが好きなら、周りの評価なんてどうでもよくて、ただ好きでいられるはずなんだ。だから、少し貶されるぐらいで距離を置いてしまうような「好き」は、きっと偽者の「好き」なんだと思った。もっと言えば、本当に本当に好きなものならば、きっと多少趣向が変わろうとも、人生を通して好きでいられるはずなんだ。だから、オレはそういうものを抱えて生きてみたい。性的な意味で。

「ゆめにっき」解釈その2(ネタバレ)

あるいは、「ゆめにっき」の主人公・窓付きは既に死んでいたとは考えられないだろうか。彼女が現実だと思っていたあの部屋すらも、実は現世とはずれた世界であり、あそこはいわゆる現世とあの世を繋ぐ三途の川的な場所だったという仮説。

だとすれば、夢から覚めたときに部屋から出られないことを簡単に説明できる。あの部屋のドアは現世から入ってくるためだけに存在する一方通行のドアであって、そこから出ること、すなわち生き返ることはできない。よって、当然彼女が取れる選択肢は死を受け入れること、すなわちベランダから飛び降りる他になかった、というわけだ。

夢の中でたんすの中に入っていたもう一人の窓付き――あの体こそが、現世で既に死んでしまった本当の自分だった。エンディング後、彼女が死を受け入れれば「ゆめにっき」のゲームはそこで終了するが、もし受け入れることができなかったならば、ゲームは再び1日目に戻り、「14日目」として進み始める。全くもって、何の救いもない。